18人目の友達  シゲルくん

Posted by on 2011年6月24日

シゲルくんは家族でよく食事に行くファミレスの店員さん。

若いけれど、アルバイトではなく正社員らしい。

なるほど、企業研修か何かでここで学んでいるんだろうと思うけど、とくに学んでいる風もない・・・ある日思い切って聞いてみた。

「シゲルくん、どこに住んでるの?」「桂台です」

桂台はちょっとお高い住宅地。

彼はもしかして、お坊ちゃまなんだろうか。

だとしたらこんなとこで働いてるなんておかしいな。

なんて勝手に考えながら今度は「結婚はしてないよね?」と聞いてみた。

してそうになかったけど。

すると「してますよ」と予想に反した答えが・・・!

「え?子供さんは?」「いますよ。4歳と7歳。どっちも女の子!」

え~~~?ほんとに~と驚いてしまった。

そんな彼の楽しみは<DIY>そう、日曜大工。

娘さんたちのためにかわいいテーブルといすのセットを作ったり、みんなで楽しむウッドデッキを作ったりしているんだそうだ。

そんなものが自分で作れるとは!すごいなあ。

けど、材料ってどうするんだろう。

聞いてみるとネットで購入するんだって。

へー、そんなものも買えるんだって聞いたら「建材のアウトレットショップがあってそこで買うんですよ。

掘り出しものが見つかったり、いろいろな金具があったり、とっても面白くて。

もちろん、普通にホームセンターも使いますけどね。」

器用な人っているんだな。

好きこそものの上手なれって言葉もあるけど、私はどちらかというと下手の横好きだからなあ。

そしてシゲルくん、なんと年を聞いてビックリ!「今年で32歳になりました」・・・

どう見ても23、4歳にしか見えない。

人は見かけによらないって教訓でした。

十七人目の友だち テツヤ

Posted by on 2011年5月18日

テツヤは一つ下の後輩。

中学高校と同じ学校でつるんでいた。

3人兄弟の末っ子。実家は酒屋だった。

その酒屋を継いだのは末っ子のテツヤだった。

でも、「こんな時代だから普通の酒屋ではやっていけない。

お父さんを社長に、自分を専務にしてコンビニを始めた。

繁盛することよりも、ロス(消費期限が切れて捨てなければならなくなる食品)をなくしたい。

予想は立てる。でも、気温や天気によって売れる商品が変わってしまうし、本部(コンビニのチェーンに加入していた)は欠品ナシ!ってうるさいし・・・。

でも、ロスを捨てることが一番つらい。

食べ物だよ。粗末にしていいはずがない。

でも消費期限を守らなければ食中毒なんてことになったらもう営業ができなくなる・・・そう思うと捨てるのもやむなし。

でも、もったいないし、食べられない人のことを考えたら申し訳ないと思ったりして・・・。」

テツヤの苦しみ。

もう一つの苦しみは建物のローン。

店舗併用住宅で一階が店舗、二階が両親、三階に自分たちが住んでいる。

鉄筋の立派な建物。築築15年くらいにはなるかな。

「親子ローンで50年。もしも店がうまくいかなくなってもやめるわけにはいかない。

やめたら即抵当権を実行されてもおかしくない」

と彼は笑いながらいった。

でも、本当にそのとおりでうまくいかなかったらサラリーマンに戻るなんて事がなかなかできないのが自営業のつらいところ。

幸い、今のところ彼の店は閉店しなくてはならないほどの窮地には追い込まれていないみたい。

ヒイじいちゃんの代から続く酒屋のテツヤ。

店を大きくするのもつぶすのも彼の腕にかかっている。

でもせっかく建てた家を取られるのは不本意。

守らなきゃね、パパなんだから!

十六人目の友達 ノリコ

Posted by on 2011年4月14日

ノリコちゃんは高校のときの友達。

他の同級生から紹介されて案外近くに住んでいることがわかり、たまにお茶したり、メールしたりする仲になった。

彼女は分譲のマンションにだんなさんと息子さんと3人で住んでいる。

彼女の住むマンションは海の見える25階建て。

近々大分のリフォーム会社に頼んでリフォームするらしい。

いいなぁ。

近所には同じくらいの高さのマンションが2棟くらいあるけど、建築当初は近所の人たちに反対されたりとかしてたのを私は知っているから買う気にはならなかった。

いや、必要ないんだけどね。

どうしても田舎に住んでいるとマンション暮らしってそのうちに家を建てたくなるんじゃないかと思ってしまう。

ノリコにそう聞いてみたら

「一戸建てはね、いいと思うよ。

だけどね、私は特に土いじりが好きなわけじゃないし、庭があっても草が生えて大変だって聞くし。

それよりもカギ一つで家を空けられるし、修繕費なんかも勝手に積み立てって取られちゃうからいざとなったときに困らないし。

何よりも、年を取ったらこのくらいのほうがいいと思うのよね。

大きな家も掃除が大変。広い庭も手入れが大変。

その点、品川区の不動産会社に物件探しの依頼をして、いくつか紹介された物件の中からすぐに品川区で戸建て住宅を買った橋本君(同級生)なんかはすごい決断だと思うのよね。

都会のど真ん中でいくらしたんだろうって言うのは下世話な話なんだけど、一生暮らす決意表明だろうし、3階建て庭なし駐車場1台あり、って絵に描いたような都会の家じゃない。

奥さんが埼玉の人だって言うからもうこっちには帰って来ないんだろうね。

寂しい気もするけど、いつか年を取ったらこっちに帰りたくなるかも。

そのときに探すのは今度はマンションだと思うんだよね。

だって、隣近所と仲良くしておけば寂しくないし、年を取ったら平面移動だし・・・」

そんなにいろいろ考えてたんだね。ご立派、ノリコ!

十五人目の友人(母) サチコ

Posted by on 2011年3月8日

友人ということにしてずっと書いてきてしまったから母のことも友人って書いちゃったけど、母の話です。

自宅は築38年。私が小学校に上がる前に大分の土地に建てた家です。

私の父は公務員で家を建てたときは30歳。

頭金が100万円、土地建物で1500万円で購入したそうです。

ローンの払いは順調でかなり早めに20年くらいで返せたということでした。

私は3人兄弟なので子育てにもお金がかかったでしょうに、すごいことだと思います。

父は模型を作るのが好きで、一部屋を自分の趣味の部屋にしていました。

家を建てる前に新潟で新築住宅を建てた友達に「趣味の部屋を作れ」といわれてその気になったのでした。

そんなわけで父の部屋にはたくさんの汽車や飛行機などの模型があります。

父は「俺が死んだらこの模型はすべて捨てろ」というのが口癖ですが、あまりにしょっちゅういうのでこの間サチコが切れて「人にさせるな。自分で捨てろ!」と叫んでしまいました。

父は激怒し、そのときからその部屋は立ち入り禁止となりました。困ったものです。

母と仲直りは何とかしたのですが、父は意地っ張りなので部屋に入るな」は1年近く続きました。

その後、父は外で転倒し、しばらく動けない日がありました。

そのとき母がなんとなく部屋に入って掃除をし、治ったあとも何事も無かったかのように出入りするようになりました。

母曰く「ものすごいホコリだった。あのまま死なれたら本当に丸ごと捨てるところだった」といっていましたが、父の趣味を理解したうえできちんとホコリをとってあげていました。

夫婦っていいな。それもこの家で培ってきた愛情。

いつ思い出しても心が和みます。

十四人目の友人 ハルカちゃん

Posted by on 2011年2月27日

ハルカちゃんは職場の友達です。

友達といっても歳は20歳くらい下。

彼女は子供がなく、新築のマンションに住んでいます。

オートロックで13階建ての12階の部屋に犬も一緒に暮らしているんだそうです。

ある日のこと、お客さんが来るといつも大騒ぎの犬が玄関チャイムに反応して大騒ぎを始めました。

やってきたのは宅配の人。荷物の中身はなんとお肉でした。

犬は大騒ぎでその箱に飛びついて、開けさせてくれなかったそうです。

というか、あけたら大変なことになると思ってあけなかったそうです。

そのうち、あきらめたかのように思えた犬でしたが、ハルカちゃんがトイレに行っている間に包装紙をバリバリに破いていたそうです。怖いなあ。

そのバリバリに破いた紙を今度は自分の寝床に持っていってすぐさま戻ってきて箱を狙っていたんだそうです。

中身がお肉だとわかっているから、ハルカちゃんは必死でお肉を守ろうと保冷箱のまま冷蔵庫にしまってしまいました。

犬はずっと冷蔵庫の前でうろうろしていたけれど、そのうちに寝てしまったのでハルカちゃんは安心してお肉を出して保存したそうです。

一連の騒動の後、ふと床に目をやるとものすごい数の傷がついていました。思わず叫びそうになったとか。

でも、後の祭り。今でも床に目をやるたびに悔やまれて仕方ない、ちょっとだけでも食べさせればよかったと思うそうです。

このまま自分たちで住み続ける分には何の問題も無いでしょうが、もしも大分で中古マンションとして売りに出したりするときにはメンテナンスが必要なんでしょうね。

室内犬には気をつけたいと思います。

十三人目の友人(の娘) イツミちゃん

Posted by on 2011年1月16日

イツミちゃんは友達の娘さんで昨年結婚したばかり。

子供が生まれる前におうち探しを始めました。

結局は中古住宅を買うことになったのですが、今住んでいるアパートの近くに住みたいという希望で中古住宅も含めて土地を探していました。

賃貸アパートに住んでいるのでその物件をお世話してくれた不動産屋にいって条件を伝え、土地を探してもらうことにしたそうです。

3日後、不動産屋から電話がかかり「ちょうどいい物件が出ました!」というタイミングで今の中古住宅を見つけました。

これは運命だと思ったのは私だけではないはずです。

土地も住宅もマンションも買いたいときが買い時だとよく言います。

ほしいと思っている人に物件情報が近寄ってくる、そんな感じでしょうか?偶然でもそんな話を聞くと運命を感じませんか?

実際には築年数が結構たっていたので金額は思ったより安くなったそうです。

なのでその分、お風呂とキッチンのリフォームを大分のリフォーム会社に依頼したとか。

トイレと壁紙の張替えは売主さんがしてくれたそうなので予算内で様々な建材や住宅設備を選んで思い通りの住宅を手に入れたとお母さんが喜んでいました。

人事だけれど私もうれしいと思いました。だって住まいって大切ですから。

今はリフォーム中ですが来月には引越しができるそうです。

新しいおうちではたくさん思い出を作って幸せ一杯のおうちにしてほしいと思います。

結婚とほぼ同時に家が持てるなんてうらやましいなあ。

十ニ人目の友人 サワコちゃん

Posted by on 2010年12月16日

サワコちゃんは私よりひとつ年下で小さいときに内の近くに住んでいた。

小学校に上がる前にお父さんが注文住宅で家を建てて近くの住宅街に引っ越していった。

その後、高校が一緒で再会して、今も結構仲良しな友達。

サワコちゃんは結婚したけど、独身時代にお母さんが亡くなっているので

お父さんをひとり残すのは忍びないと今はお父さんと同居している。

子供は二人。

彼女もおにいちゃんと2人兄妹だったので間取り的にはちょうどいいらしい。

お父さんは客間にしていた和室を居室にしているのでお客さんが来ると通す部屋がないと不満なんだそうだ。

でも今の時代、お客さんが来たらリビングに通すことも少なくないから、無視をしているらしい。

お父さんの気持ちもわかるけど、それでいいとも思う。

でも、彼女の家も築年数が30年を超えたからそろそろ建替え時なのかも。

その時にはきっとお父さんのお部屋も客室もどっちもできると思うからもっと快適になるのではないかと思う。

実際に二世帯で住んでみるといろいろ改良したい点はあると思うけれど、

リフォームをするなら親が高齢になることを想定して

手すりをつけたり段差をなくしたりという工夫が必要だとおもう。

そうすることで彼女と彼女の家族の思い出がたくさん詰まった実家は思い出がそのまま生きてくるし、

快適に住まうことができるようになるのは嬉しいことでしょう。

お金を極力かけずに住みやすい家にする、したい、

という希望を相談できる住宅会社がそばにあるとありがたいしれませんね。

十一人目友達 サトミちゃん

Posted by on 2010年11月26日

サトミちゃんは小学校の頃からの友達で

そんなに仲が良いわけではないけれど、街で遭うと必ず立ち話が長くなる友人。

そのサトミちゃんにこの間会った時に聞いた話。

市街地からだいぶ離れた住宅街の中古住宅を買ったんだそうだ。

「安かった」と彼女。

安いといっても高い買い物だから

あまり気に入らなければいらなければ買わないだろう。

やっぱり何か、魅力があったに違いない。

聞いてみると彼女の場合は「家庭菜園」が魅力的なのだそうだ。

四季折々の野菜を自分の手でつくるのが夢らしい。

自分の趣味もあるけれど、子供に安全なものを食べさせたいという願いが彼女の原動力なんだって。

お母さんってすごいよね。

子供のためなら何でもできる。

仕事は工務店の集客関連らしい。

今はすべてにおいて無添加や自然素材、天然素材って言う言葉がもてはやされている。

でも、冷静に考えると数十年前まではそれが当たり前だったのに、

だんだん便利になってきて、だんだんおかしくなってきて、

だんだん元の暮らしを見直そうみたいになってきている。

家庭菜園で食のすべてがまかなえるわけではないけれど、

食品の3割くらいでも、安全を確保することができたら、

彼女が家庭菜園をする意味が見えるのかな、なんて思ったりして。

でも彼女は「あくまでも趣味の域だから、土日に子供たちと泥遊びしているようなもんだよ」そういって微笑んだ。

その顔はやっぱりお母さんの顔で子供たちを守りたいと思う気持ちが伝わってきた。

家を持つということ、子供のためにという気持ち、同じような気持ちを持ってみんな家造りをするんだろうな、と思った。

十人目の友人 ミナミちゃん

Posted by on 2010年10月16日

ミナミちゃんはいとこ。

私より2歳上で、独身。

一時期佐賀で働いていたんだけど戻ってきておじさんたちと一緒に近所に住んでいた。

そんなミナミちゃん、突然、マンションを買うことにして家を出て行った。

親戚中で「結婚?」と色めき立ったが、そんなことではなかったらしい。

でも、3LDKなんだよ。

そんな広いマンションなんか買ったら、みんなそう考えちゃうじゃん。

でも、ミナミちゃんは「そろそろ独立しないと、人間としてどうかなっちゃいそうだから」と言って、引っ越すことにしたらしい。

その、マンションに遊びに行った。

私はすでに、一戸建てを建ててしまったけれど、マンションってとてもあこがれる。

エントランスでまずオートロックに引っかかった。

大分市内にはマンションも一杯あるけど、

友達で分譲マンションに住んでいる人なんかいないし、

ましてや独身でそんないいところに住んでいるなんて考えられない。

そんなわけでオートロックなんてものも生れてこの方数回しか見たことなかった。

きょろきょろしていたらそこには管理人室があった。

誰かいないかな?

時間は18時、管理人さんは17時までしかいないいと書いていた。

困ったので私はミナミちゃんに電話した。

「エントランスから中に入れない」と訴えた私に、

「開けるね」と一言ミナミちゃんが言うと自動ドアがスーっと開いた。

なに?魔法?部屋まで行って話を聞くとオートロックというものらしい。

確かに、オートロックって聞いたことあるけど、こんなものだとは知らなかった。

友人というかいとこの話を書こうとして、どれだけ私が田舎モノかを書いちゃったね。

九人目の友人 ホンダさん

Posted by on 2010年9月18日

夜、突然やってくる人。

うちの近辺では知る人ぞ知る有名人(なぜ有名なのかはチョッといえないかな)。

旦那の知り合い。

この人はうちの旦那の事が好きらしく、よく焼酎を抱えては「飲みましょう」と持ってくるし、べろんべろんに酔っ払って「一杯飲ませて」とやってくる。

いつも突然だし、時間もあまり気にしている様子はないので来ると驚く。

でも、話していると楽しい。

普段は仕事の話ばっかりしているので入る隙間がない。

でも、仕事の話が終わると旦那と仲良く飲み始める。

その仲の良さといったら面白いくらい良い。

飲み進むにつれてだんだんお互いを褒め始める。

「すごいです。尊敬してます」

「お前のほうがすごいよ」

「そんなことないです」・・・

いい年をした男性2人で何をそんなに褒めあう必要があるんだろうか?

でも、仕事上の付き合いがあるってそんなものなんだろうか。

血を見るほどの大喧嘩になったことはないけれどものが壊れる程度に暴れられた(旦那も暴れたから文句が言えなかった)ことがある。

片づけが大変だった。

新築したばかりのこの家でそれをやられたら私は半狂乱になっていただろうけど建替える前の家だったから大丈夫。

女も色々あるけれど男の人のほうがもっと色々あるんだろうな。

女は昼間に高級ランチとか行っておしゃべりを楽しむけど、男の人は仕事帰りに飲むときも運が悪いと(?)上司と一緒に飲まなきゃいけなくなったり、嫌いな相手が同席したりもすることがある。

自宅でお酒を飲むのになかなか人を招いたりしない私たちだけどこうして誰にも邪魔されず友達とゆっくり飲めるのはうらやましいな。